平屋は1階部分ですべて完結するため、老後も階段の昇り降りが不要で暮らしやすいと言われています。しかし、本当に安心して住み続けるためには、間取り等にも工夫ポイントが。ここでは平屋のメリットも含め、詳しく見ていきましょう。
歳を重ねるとともに、どうしても足腰は衰えてしまいます。段差が続く階段は特に負担がかかるため、だんだん上階に上がるのが億劫になってしまった…という人も少なくありません。また、踏み外してケガをするリスクもありますから、階段を設けず1階部分で生活を完結させられる平屋は老後のメリットが大きいと言えるでしょう。
「2階部分のメンテナンスが不要」となるのも、平屋の良いところ。階段を1段ずつ掃除する手間もかからないので、家を清潔に保つための時間的コストを節約できます。また、老後になると家も経年劣化で照明の交換や細かい補修なども増えてくるため、プロを頼らずに済む部分はできる限り自力でメンテナンスしたい、と考えている方も助かるでしょう。
まず、真ん中にLDKを設け、その周辺に寝室や自室、応接間などを配置するこちらの間取り。平屋は横の繋がりが大きくなるため、家族が集まるリビングやダイニングを中央に置くことで、よりお互いの存在を感じやすくなります。
次に、こちらは先ほどと同じくLDKが中心であるほか、リビングの全面に大開口の窓を設置することで風通しを確保しているのが特徴。また、3つの部屋を隙間なく配置すれば、それぞれのプライバシーを程よく守りつつコミュニケーションを取りやすい間取りに。
最後に、こちらはLDKの中でもキッチンの背後にバスルーム、脱衣室、洗面所などの水回りを配置しているのがポイント。料理の下ごしらえをしている間に洗濯をしたり、お風呂の用意をしたりと家事動作の無駄を減らせるので、年齢を重ねても暮らしやすい住まいとなるでしょう。
数十年後も暮らしやすい平屋を考えるなら、やはり「家事動線」や「風通し」、「採光」などをふまえた間取りを検討するのが良いでしょう。お子さんがいるご家族は、成長とともに部屋の使い方を柔軟に変えられるかどうか、も見ておくと良いかもしれません。
若いうちは多少不便でも耐えられる部分がありますが、年を取った時のことを考えると「思うように動けなくなったら?」という目線も必要。そこで、将来的な投資として”バリアフリー”も検討しておくのがおすすめです。
例えば事故や病気で…という突然の理由がなくても、年齢を重ねて足腰が衰えれば、徐々に歩行が困難になってしまうケースもあります。そのため、玄関を広めに取る、段差をなくす、扉は引き戸にするなど、車いすでも移動しやすい間取りにしておくと安心感が大きいでしょう。
例えば老後に若い家族と同居する可能性がある場合は、上の世代が「自分たちだけ早く寝るので、リビングが近いと声やテレビの音が気になる」となる恐れもあります。また、夫婦2人暮らしであっても「寝室からトイレが遠いと不安」といった不満が生まれるケースが。加齢は精神面での負担を生むこともあるので、未来の生活をできる限り想像しつつ間取りを決めましょう。
このように、老後まで考えた平屋の設計には様々なポイントが存在します。工務店やハウスメーカーなどのプロとも相談しつつ、後悔のない選択ができると良いですね。このサイトでは札幌で平屋を検討している方のために様々な情報をまとめていますので、ぜひTOPページから参考にしてみてください。
札幌市での着工数がここ10年で倍になるほど、人気が高まる平屋の暮らし。
「ワンフロアの暮らしやすさと開放感」に魅力を感じる人が多い一方、「防災や防犯の面は大丈夫なの?」「平屋の方が値段が高いって聞くけど断熱性能と予算の両立できるかな?」など、平屋ならではの不安の声も。
このサイトでは、上記のポイントを押さえたおすすめの工務店・ハウスメーカーをご紹介します!
コスパで選ぶ
デザイン性で選ぶ
防災・防犯性能で選ぶ
※1参照元:豊栄建設公式HP:https://www.hoei999.co.jp/lp-999/
株式会社北海道住宅通信社「北海道住宅データバンク」調べ(2023年1月~12月)
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